30代が会社を辞めるきっかけは?(転勤や契約満期などを除く)
1位 給料が少ないから2位 労働条件が悪いから
3位 会社の将来性が不安
4位 職場の人間関係が悪いから
5位 能力や個性を活かせないから
6位 仕事に興味を持てなかった
厚生労働省 -平成 30 年雇用動向調査結果の概況-より
20代と同様に30代も給与の不満が転職上位の理由として持ち上がっています。
しかし特に30代となると育児などのライフイベントが多くなるので労働条件も20代の頃より気になってくるようです。
上記のどれかを理由に会社を辞めることは特別なことではないでしょう。
30代で会社を辞めて転職した人はギャップを感じている
エンジャパン調べによると入社後に聞いていた話しとのギャップを感じた人が全体の82%だったとのこと。(エンジャパン – 8割の転職経験者が入社後にギャップを感じたと回答。)順に社風が悪い、昇給しにくい、教育制度が不十分であるというギャップがあったと回答。
逆に良い意味でギャップのあった点としては順に中途入社が他にも多かったこと、経験できる仕事が増えたこと、社長との距離が近かったこと、裁量が大きかったことが挙げられます。
8割以上の人が入社後に実態とは異なるギャップを感じていることからリサーチが必要なことがわかります。
30代は特に「印象」で会社を決めてしまってギャップを感じるケースが多く、リサーチが足りていないようです。
時間がない中で無理やり転職してしまうとギャップで悩むケースがあるためじっくり時間を空けるかまとまった時間をとると良いでしょう。
30代で経験を買ってもらえる企業へ転職できれば給料は上がる可能性がある
30代は即戦力としての人材が求められており会社の売り上げや利益の大きな会社へいけば収入は上がる可能性があります。
1億円のプロジェクトと100億円のプロジェクトの2つがあり後者の方が社員への報酬も上がりやすいのはイメージつきやすいでしょう(相当シンプルな例ですが)
ただしそれは同業種でかつ職種も同じ場合の話です。 反対に異業種でかつ異職種の分野であると経験が使えないため経験値は0からの扱いとなるでしょう。その場合は収入は下がる前提で考えると良いでしょう。
即戦力を生かすのであれば最低でも異業種で同職種、もしくは同業種で異職種までにすると収入を変えずに転職しやすいでしょう。
仕事を辞めた後も会社で働きたくない人
会社を辞めたいし辞めたあとは何かを考える余裕もないという人もいることでしょう。編集長からのオススメは無理は禁物であるものの分かりやすい実績をつくってキリの良いところで辞めることです。
1億円のプロジェクトで何人の人をまとめたとか、売上30%高まる施策を打てたなど数字を残しておくとモアベターです。
養生のために仕事を辞めて体調が戻っても転職材料がなければまた同じように疲弊する可能性があります。
実績も何もないけど無職になりそう
この場合は敷居の低い方法で自分で稼いでみる経験をすることをオススメします。会社辞めたい.com編集長も最初は海外の買付と物販からスタートし自力で稼いで必要に応じてスキルを身につけていった結果として幅広く手に職がついたと実感しています。
転職したくないということはそれなりに心に大きな負担を抱えている方も多いと思います。
そこでまずは1円を自力で稼ぐことを目標に、動画編集、物販、Web制作など敷居の低い(簡単という意味ではないですが)もので稼いでみることをオススメします。
副業系はとにかくいかに最初の敷居を下げるのかが挫折しない上でとても大切です。 1円の次は100円、次は1000円、そして小さくその繰り返しを忘れないでいくと生活できるくらいには稼げるようになっていきます。
理想なのは現在の職種と新しいスキルの掛け算。
ライティングx証券会社、
動画編集xトラベル、
Web制作x美容室、
などで元の職種と組み合わせて受注を宣伝することでスタート地点が高い状態で副業を始めることができます。
どうしても転職できない、復帰できる気がしないという人は優先順位としては低めで良いと思いますが検討してみてください。