50代が会社を辞めるきっかけは?(転勤や契約満期などを除く)
50代前半
1位 会社都合により
2位 定年・契約満期のため
3位 給料が少ないから
4位 職場の人間関係が悪いから
5位 労働条件が悪いから
厚生労働省 -平成 30 年雇用動向調査結果の概況-の転職入職者が前職を辞めた理由 より
50代後半
1位 給料が少ないから
2位 会社の都合により
3位 労働条件が悪いから
4位 職場の人間関係が悪いから
5位 定年・契約満期のため
40代は労働条件や給料がトップに来ていましたが50代になると会社の都合や満期といった外的要因で離職する人が目立ってきました。
50代は転職失敗すると年収が減りやすい
経験を変われたり年功序列で収入が上がっていたが他の会社では社員歴は0年からになりますし、スキルや経験、転職先とのマッチングが上手くいかなければこれまでの評価も0に近づいてしまいます。
自ずと収入も減りやすいでしょう。
現在の役職から軽く見積もり、あまり転職市場をリサーチせずに転職して年収が半減近くになったような人も少なくありません。
50代で収入を妥協できない場合、会社の看板と自分とを切り離して市場価値を知ることから初めてみることが大切ではないでしょうか。
これまでの総合力がよく見られる
50代で転職はネガティブな要素でもありますが、「豊富な経験者が欲しい」という企業のニーズを満たすのも40〜50代ならではです。
「豊富な経験者が欲しい」といったニーズに合った会社が見つかれば条件を高望みせず転職すると比較的に容易になるかと思います。
50代を超えると会社を紹介してもらい転職する人も多くなってきます。
これまでの付き合いのある人脈を再度見直してみるのもありでしょう。
それなりの地位についていることで態度が大きくなっていないかどうかはよく見られる
業界歴が10年超えていても社歴でいえばまた1年目からのやり直しです。
したがって年齢や業界歴が長いからと人間関係においてもそれを持ち出したり、プライドの高さを見せつけたりしていると社内の空気が悪くなってしまいます。
そうした態度の謙虚さのようなところは40代と同様によく見られるでしょう。
50代は自己評価と市場価値を調整する必要がある
50代になると自己評価と市場価値のズレが把握できていないケースがあります。
1つの業界で長く経験を積んできたこと自体は価値があるものですがそれを他の企業でも汎用して生かすことができるのかは重要です。
他社でどのくらい期待値を出していけるのか分析して面談に挑むと話が進みやすくなりますよ。
企業が50代を採用する理由
1位は豊富な経験
2位は年齢は不問のため
3位は専門性が高い
次いで僅差でモラルや責任感が高いがランクに入っています。
このことからも分かるようにこれまで培った経験と専門性は見られることでしょう。