今の仕事を続けるべきか辞めるべきかで悩んでいないでしょうか。
仕事を続けるにしても辞めるにしても後悔しない選択をしたいものです。
もし辞めることを選んだのであれば、自分にあった仕事探しや転職活動を行う必要があります。
この記事では、仕事を続けるか辞めるかで悩んでしまったとき、最初にしておきたいことをまとめています。
ただぼんやり辞めたいと思っているときは辞めるべきではない理由
仕事を辞めたいと考えている方の中には、「○○の職種に挑戦したい」、「職場の人間関係が耐えられずにしんどい」と理由がはっきりしている人もいれば、「なんとなく将来に不安を感じる」、「もっと自分に合った仕事が他にある気がする」のようにぼんやりとした理由の人もいます。
理由が明確であれば、新しい仕事を探して転職活動するのもありです。
そうでなければ、仕事を辞めるべきではありません。
その理由を解説します。
曖昧な気持ちで行動しても挫折しやすくなる
仕事を辞めたい理由がぼんやりしている状態のときは行動しても挫折しやくなります。
なんとなく辞めたいという理由で新しい仕事を探しても、自分のキャリアを捨ててまで働きたいと思える仕事はなかなか見つかりません。
給料や待遇などの条件がいい仕事があったとしても、中途半端な気持ちで転職してしまうと新しい職場や仕事に馴染むことができず、すぐに仕事を辞めることにもなるでしょう。
何度か仕事を辞めてしまうと辞め癖がついてしまいます。
そうなると、新しい仕事や条件のいい仕事も見つかりにくくなり、これまでよりも条件が悪い職場への転職を繰り返すことにもなるでしょう。
そうならないためにも、中途半端な気持ちのまま仕事を辞めるのは避けましょう。
転職には強い意志が必要!曖昧なままでいると必ず失敗する
ネットにある魅力的な情報へ流されやすくなる
ぼんやりと今の仕事を辞めたいと思っている方の中には、ネットで仕事や副業などの情報を探している方もいるでしょう。
ネットには魅力的な情報が多く、「楽に稼げる」、「年収1000万円の仕事」など今よりも条件がいい求人を見つけては心が揺れてしまいます。
実際、今の仕事よりも条件がよく魅力的な求人もあります。
しかし、その求人に応募してもスキルや知識、経験がなければ雇ってもらうことはできません。
魅力的な情報に流されて今の仕事を辞めたとして、転職活動に失敗してもなかなか元に戻ることはできないでしょう。
辞めたい理由が具体的になっている、次にしたい仕事が明確になっていれば流されることはありません。
##辞めたい理由を明確化して社内でできる対策を打ってみる
仕事を辞めたいと思っているのであれば、まずは辞めたい理由を整理して書き出してみましょう。
辞めたい理由を明確化し、内容によっては社内で対策できることもあります。
辞めたいと思っても勢いで辞めてしまうのではなく、まずは今の職場で改善できるところがないかを探してみましょう。
できる人は悩みを箇条書きで書き出して優先順位を決める
辞めたい理由がぼんやりしていても、紙に書いているとスラスラ出てくるものです。
まずは箇条書きでもいいので、以下のように辞めたい理由を書き出してみましょう。
・上司と合わない
・残業がしんどい
・給料が低い
・休憩時間が少ない
・仕事がつまらない
書き出したら社内でできる対策がないか考えます。
上記のケースだと、働き方を変えることで「休憩時間が少ない」、「仕事がつまらない」、「残業がしんどい」などの問題は解決できるケースがあります。
また異動届を出すことで上司から離れられる可能性もあります。
給料が低いという悩みについても、出世の見込みがあるなら頑張り次第で解消できます。
行動して現状が変わらないかもしれませんが、何もせずに辞めるよりはできることをして辞めた方が後悔はありません。
辞めたい理由が分からないことには次に進めない!仕事の悩みにきちんと向き合おう
わからない人は転職を他人に話すことだけやってみよう
それでも辞めたい理由が分からない人は、知人や家族、同僚などに転職を相談してみましょう。
辞めた後の具体的なビジョンがなければ反対される可能性は大きいですが、人の意見を聞くことで自分の考え方が変わることや新しい発見があるかもしれません。
また人に話すことで自分の気持ちを整理できるメリットもあります。
相談するときは1人だけでなく、いろいろな立場の複数人からアドバイスをもらうのが理想です。
アドバイスをもらって転職すべきかどうかの判断材料にしましょう。
自分で打てる手を打った上でも悩みが解消されないのであれば始めて転職を考える
自分なりに対策をしても、悩みが解消されないなら転職を考えましょう。
ストレスを抱えながら働き続けることは、体にも心にもデメリットしかありません。
転職すると環境が変わって、人間関係も一新されます。
ちなみに20代や30代であれば売り手市場になるため、経験やスキルが活かせる職種なら今よりも条件がいい会社で働ける可能性もあります。
他の職種に挑戦してみたいなら別ですが、同業種・同職種の転職は比較的ハードルが低いです。
相談できる人がいない場合は転職エージェントのプロと話すことで自分の客観視を楽にできるようになる
相談できる人がいない、もしくは相談しても悩む方は転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは、転職したい人と採用を考えている企業の間に入って転職支援を行う無料のサービスです。
登録している企業が支払う手数料によって成り立っています。
転職エージェントに相談するメリットは、転職のプロに客観的なアドバイスがもらえることです。
これまでに何百、何千という転職を成功させてきた実績があり、自分のスキルや経験を客観的に判断してもらい最適な求人を探してもらうことができます。
非公開求人と言って一般公開されていない条件がいい求人も取り扱っているため、ハローワークや求人サイトでは見つからない好条件の仕事が見つかるかもしれません。
他にも、履歴書や職務経歴書などの添削、面接サポートなども行っています。
もちろん相談だけでも問題ありません。
話しをすることで自分を客観的に見ることができれば、仕事を辞めるべきか続けるべきかの答えも自ずと出てくるでしょう。
心の中の違和感はダラダラ引き伸ばししすぎない
仕事を続けるべきか辞めるべきか、漠然とした違和感を引き伸ばしするのはよくありません。
ダラダラ考えている間に転職活動をすればいい求人が見つかったかもしれませんし、社内で対策をして環境を変えることができたかもしれません。
違和感を抱えたまま仕事を続けるのは体にも心にも負担は大きいです。
やる気が起こらない状態で働いても仕事のパフォーマンスは下がっていく一方になります。
仕事のミスが増えてモチベーションはさらに下がるでしょう。
余計に仕事が楽しくなくなり、心のもやもやは増えてしまいます。
そうならないためにも、早めに対策・相談をして転職エージェントを活用しましょう。
まとめ
仕事を続けるべきか辞めるべきかで悩んでいるなら、まずは辞めたい理由にきちんと向き合いましょう。
その上で対策できることがあれば辞めずに改善します。
辞める気持ちが大きいなら、身近な人に相談することも大切です。
また転職のプロである転職エージェントにアドバイスをもらうこともおすすめします。
それでも辞める気持ちが変わらないなら転職活動を進めていきましょう。
仕事を辞めたいと思ってもすぐに辞めてしまうと後悔する可能性が高いです。
転職エージェントは仕事をしながらでも利用できるサービスなので慌てて辞める必要はありません。
今後のことをじっくり考えた上で判断しましょう。