転職は今後の人生が大きく変わるかもしれないイベントです。
転職を1人で決めてしまう方もいますが、後悔しないためにも信頼できる人やサービスなどを活用して相談することをおすすめします。
相談することによって自分を客観的に知ることもできます。
この記事では、元証券マンがおすすめする転職の相談方法や無料で利用できるサイトを紹介します。
元証券マンが教える転職の無料相談にオススメなサイトはこれ！
ここでは、元証券マンがおすすめする転職の相談方法をいくつか紹介します。
自分に合った相談方法の参考にしてください。
ハローワーク
ハローワークの転職相談は求職登録するところから始めます。
総合受付で手続きを行い、今までの職歴や勤務先、取得スキルや資格などの情報を登録して希望する職種や勤務条件を申込用紙に記載します。
ハローワークでは求職活動のやり方や適性検査・自己分析のサポートをはじめ、応募書類の指導や添削なども行います。
また窓口では個別に職業相談することもできるので、どうやって仕事を探したらいいのか分からないという方は窓口に相談しましょう。
転職エージェント
転職エージェントとは、人災紹介サービスの1つです。
求職者の悩みを解決して、その求職者にとって最適な転職の手伝いを行います。
転職者の中には「転職活動を自分で進めていくのが大変」、「どうやって求人を探したらいいのか分からない」と言う不安を持っている方も多いでしょう。
私自身、初めて転職活動したときは不安も大きかったですが、転職エージェントに相談をしたことで以前勤めていた証券会社より、さらに条件がいい証券会社の求人を探してもらいました。
転職エージェントは求人を募集している企業がお金を払うことで成り立っているサービスなので、求職者は一切お金を支払う必要はありません。
無料で相談できるだけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、面接サポートなども受けることができます。
転職エージェントの相談相手はプロのコンサルタント！質の高いアドバイスが期待できる
親しい友人や身内
転職の相談を親しい友人や身内に行うという方は多いと思います。
信頼できる友人や身内なら自分のことを理解してくれているので、親身になってアドバイスをくれることや自分の性格を踏まえた上でアドバイスをもらえるなどのメリットがあります。
ただし、距離が近い関係だからこそ成功するかどうか分からない転職よりも辞めずに今の仕事を続けるようにアドバイスされることも多いです。
親しい友人や身内に相談することも大切ですが、それだけでなく転職エージェントのように客観的に相談に乗ってくれるサービスを併用することをおすすめします。
厚労省のお仕事相談アドバイザー
厚生労働省が行っているお仕事相談アドバイザーも転職相談におすすめのサービスです。
お仕事相談アドバイザーは、転職活動の方法や退職後の手続きなど、転職に関するさまざまな悩みを電話やメールで相談できます。
専門のキャリアコンサルタントが丁寧にアドバイスしてくれます。
また平日の夜や土日に相談することもできるので、仕事をしながら転職活動をしている人にもおすすめです。
ジョブカフェ
ジョブカフェは都道府県が主体的に設置している若者の就職支援を行っている施設です。
厚生労働省においても都道府県の要望に応じ、ジョブカフェにハローワークを併設して職業訓練などを行うなど都道府県と連携して支援しています。
若者が自分に合った仕事を見つけるためのサービスを1か所で受けることができて、すべて無料で受けられます。
都道府県によってはハローワークと併設されていることもあります。
またジョブカフェは企業の人材確保に関する支援を行っており、求人の掲載から必要とする人材のマッチングまで無料サポートしてもらうことも可能です。
34歳までの若者を対象としているため、34歳以下の求職者はジョブカフェを利用してみるのもおすすめです。
質問投稿サイト
匿名で相談できる質問投稿サイトも転職相談におすすめの方法です。
質問投稿サイトには、
・教えてgoo
・yahoo知恵袋
・OKweb
・発言小町
などがあります。
いずれも匿名性が高いため、ユーザーが自由に発言するのも特徴です。
きついアドバイスも多いですが、親身に相談に乗ってくれる人も多く、対面で相談するのとは違った角度からのアドバイスも受けられます。
転職について気になることがあったら気軽に質問投稿サイトを利用してみるのもよいでしょう。
カジュアル面談（Wantedlyなど）
カジュアル面談とは、企業と求職者のお互いを良く知るための面談方法です。
選考前に求職者と社員がカジュアルに話しをし、お互いの知りたい情報を交換する機会になります。
企業が求職者に対して一方的に質問する面接とは異なり、お互いに質問し合うことができるので対等的な立場で相談できるのもメリットです。
カジュアル面談の大きなメリットはミスマッチが防げることです。
選考前にカジュアル面談をしておけば、選考自体やミスマッチによる早期退職を防ぐことにつながります。
無料の相談所を使うデメリット
無料の相談所を使うデメリットは、無料でできる相談先が多くあるため、どこに相談していいのか悩むところです。
また複数の無料の相談所を利用した場合、アドバイスも相談所によって変わります。
アドバイスが多すぎても、どうすればいいのか分からなくなります。
本気で転職したい！という気持ちがあるなら、最初に信頼できる親友や身内に相談をし、そのあとに転職エージェントに相談することをおすすめします。
転職エージェントは求職者の転職を成功させることで利益が得られる仕組みです。
また転職エージェントを介して転職した求職者がすぐに辞めてしまうと、企業から利益を得ることができないシステムのところも多くあります。
そのため、転職エージェントは本気で自分に最適な転職方法のプランやアドバイスをしてくれます。
有料相談所を使うメリット
日本の転職支援サービスの中には、有料の転職支援サービスや相談所もあります。
有料相談所を使うメリットは、本気で個人に向き合ったサポートが受けられることです。
無料相談所も転職エージェントのように民間が行っているサービスなら親身になってくれますが、それ以外だと親身になって相談に乗ってくれるかどうかは相談する相手によって大きく変わります。
質の高いアドバイスや転職支援を受けるなら有料相談所の利用もおすすめです。
ただし、無料の転職エージェントでも同等のサービスを受けることができるので、転職にお金の不安があるなら転職エージェントを活用しましょう。
有料相談所だからと言っていい求人が見つかるわけではない！転職にかかるお金を節約するなら無料相談を利用しよう
必要なことは自身の市場価値を分析して理想の状態にもっていくための方針を決めること
転職で大切なことは、自身の市場価値を分析することです。
転職を検討している方の中には、「今より高い給料が欲しい」、「今よりも勤務形態が優れているところが良い」、「ボーナスがたくさん欲しい」などの理由で転職を目指している方もいるでしょう。
しかし、それだけの好条件で働くためには自分自身に市場価値がなければ企業側に雇うメリットはありません。
必要なことは自身の市場価値を分析し、市場価値に見合っている理想の仕事を見つけることです。
自分自身で自分の価値を判断することは難しいため、やはり転職エージェントなどを利用して相談することが重要になります。
私も転職エージェントを利用したことで自分自身の市場価値を知り、市場価値に応じた職探しをしたことで前職よりも給料が大幅にアップしました。
自分1人で転職を決めるのではなく必ず相談してアドバイスをもらいましょう。
自身の市場価値を知ろう！そのためにも転職エージェントの利用がおすすめ
まとめ
転職の無料相談先はたくさんあります。
その中でも特におすすめするのが転職エージェントです。
転職に関するあらゆる相談に親身になってアドバイスをくれるだけでなく、希望する条件に合った求人を紹介してもらうこともできます。
また書類添削や面接サポートなどのサービスもあるので、初めて転職する！という人でも安心です。
ぜひ、転職の無料相談サービスを活用して理想の転職を目指しましょう。
