新型コロナウイルスの流行は、社会の構造に大きな影響を与えています。
多くの業界の売り上げが減少し、コロナで会社が倒産して仕事がない!という方もいるでしょう。
まだまだ終わりが見えないコロナ。
コロナで仕事がない人は、どうやって仕事を見つけたらよいのでしょうか。
この記事では、コロナで仕事がない人が仕事を見つける方法を紹介します。
とにかく日銭で良いから稼ぎたい人は○○を始めよう
コロナで職を失った人、仕事がない人の中には、「明日の生活も分からない!」という状況の方もいるでしょう。
転職先を探していても、希望する条件の仕事が見つからないかもしれません。
すぐにでもお金が必要なら、転職活動だけに力を入れるのではなく、バイトをしながら転職活動することをおすすめします。
バイトと言ってもさまざまな種類がありますが、すぐに始められて日銭を稼げるような仕事もあります。
ここでは、すぐにでも始めやすいバイトを紹介します。
ライターを始める
自宅にいながらすぐに始められる仕事の1つにライターがあります。
ライターとは文章を書く仕事のことで、クライアントや編集者に依頼された内容に沿った文章を書きます。
以前は雑誌などの紙媒体に記事を書くのがライターの仕事でしたが、ネットが普及してからはネットのサイトに記事を書くwebライターの仕事が急増しました。
ライターは副業の職種でも高い人気がありますが、その理由はすぐにでも始められることです。
ライターになるために必要な資格はなく、日本語や英語などの言語を使って文章を作ることができれば誰でもなれます。
初期費用も不要なので、ローリスクで始められるのもライターのメリットです。
ライターの始め方にはいろいろありますが、以下の3つの方法が主流になっています。
・クラウドソーシングに登録する
・求人サイトで探す
・自分で記事を書いて売り込む
ライターを募集している会社もありますが、業務委託という形態を取っている会社が多いです。
そのため、クラウドソーシングなどに登録して企業から記事を受注してもらうのが一般的となっています。
職種経験のある業界や分野で専門ライターを目指す
ライターは誰でも簡単に始められる仕事の分、ライバルもたくさんいます。
仕事を受注するにしても、特別なスキルや経験があった方が有利になります。
たとえば、音楽系の記事を書くなら音楽関係の職種経験者の方が有利になりますし、医療関係の記事を書くなら医療関係の職種経験者の方が有利です。
ライターは何らかの分野の記事を書きますが、その分野の経験がまったくない人が記事を書いても説得力はありません。
ライターの増加によって記事の質も重要視されていますが、やはり経験者の方が良質な記事が書けます。
ライターとして日銭を稼ぐなら、職種経験のある業者や分野でライターを目指しましょう。
ライターは経験を活かせる仕事!アピールできる経験があるなら記事にしてみよう
UberEats配達員
コロナ禍で注目されている仕事の1つにUberEatsがあります。
UberEatsは自転車、バイク、自動車などを使用し、レストランから依頼者のもとに料理を届ける仕事です。
UberEatsで働いている人は、レストランに待機しているわけではありません。
UberEatsが対応している地域内の好きな場所に待機し、スマホアプリを使って配達の仕事を受注しています。
出勤する日や時間は完全自由となっていてシフトの提出も必要ありません。
そのため、転職活動をしていて時間が空いたときに、サッと働いて稼ぐことができます。
UberEatsを始めるためには、webで登録してから各都市にあるパートナーセンターに行って本登録をします。
※コロナが流行してからはオンラインで完結できるようになっています
UberEatsは初期費用や月額費用は一切かからないため、お金がなくて困っている人でもすぐに始められます。
質の高い配達経験を自分なりに積んで正社員の配達員の会社へ転職目指す
UberEatsは配達の経験を積むことができるので、UberEatsでバイトをしながら経験を積んで正社員の配達員として雇ってくれる会社への転職を目指す方法もあります。
UberEatsの経験は特殊スキルになりにくいため、配達以外の仕事については転職に有利には働きにくいです。
月に数十万円を稼いでいる人もいるように、UberEatsは頑張った分だけ給料に反映される仕事です。
コロナで仕事がないのでUberEatsを始め、今ではコロナで職を失う前よりも稼いでいる!という方もいます。
しかし、体力を使う仕事であることや競合相手も多いことから、正社員として働くことに比べると安定はしていません。
UberEatsの仕事が好きで一生やりたい!と言う気持ちがあるなら別ですが、そうでないなら転職活動を怠らないように気をつけましょう。
住み込みバイトは探す
コロナで仕事を失った方の中には、家賃や生活費が払えないという方もいます。
生活するお金の余裕がないという方には住み込みのバイトもおすすめです。
住み込みバイトは、職場が住居を用意してくれます。
仕事によって生活費の負担額は変わりますが、自分で部屋を借りて生活するよりも安い場合がほとんどです。
またベッドやクローゼットが付いている部屋なら、家具を新しく用意する必要はなく手荷物だけで新生活が始められます。
住み込みバイトを募集している職種としては、工場・新聞配達・パチンコ・農業・リゾートなどが多いです。
住み込みバイトの求人は多くない!求人情報をこまかくチェックしよう
転職活動できる余裕がある人は○○の分野で仕事を探そう
コロナで仕事を失っても、貯金や退職金で転職活動できる余裕があるなら、コロナ禍に強い職種を探すのもありです。
ここでは、転職活動できる余裕がある人向けにおすすめの仕事を3つ紹介します。
リモートワーク需要が高まっている不動産業
コロナはさまざまな業界に影響を与えていますが、その中でも特に強い影響を受けているのが不動産業です。
不動産業界はコロナによって売り上げが低下しているところも多いですが、その一方で対面がメインだった業務がリモートによって非対面になるなど業界の慣習が変わろうとしています。
また不動産は衣食住の生活の基盤でもあり必要な生活費という位置づけです。
よほど大きな経済の落ち込みがない限り、コロナの影響は限定的になることが考えられます。
リモート需要が高まっていることもあり、不動産業界は積極的に人材募集をしています。
労働力調査でもコロナの影響を受けた2020年において、不動産業界の就業者は増加しているのが分かります。
不動産仲介会社の接客や営業などであれば、不動産業界の経験がなくても転職できる可能性はあります。
求人サイトや転職エージェントなどを活用して、未経験で働ける不動産業界の求人を探してみましょう。
コロナ関連で商品が売れて儲かっている会社の工場や販売などの仕事
コロナはさまざまな業界に暗い影を落としましたが、その一方でコロナがきっかけで儲かっている会社もあります。
コロナ禍で景気がよくなった会社は人材を積極的に募集し、未経験でも転職しやすい仕事も多くあります。
インテージによると、2020年のコロナ禍で売り上げを伸ばした商品は以下のようになっています。
マスクや消毒剤、うがい薬などの医療品をはじめ、パスタソースやスパゲッティーなどの食料品などの売り上げが増えています。
コロナで衛生管理が厳しくなったこと、外出自粛などで外出を控える人が増えたことなどが理由です。
売り上げが増えている商品を取り扱っているお店や工場なら直ちに景気が悪くなるとは考えにくいので、求人募集を探して転職するのもおすすめです。
リモート関連で成長している会社
コロナをきっかけに増えているのがリモートワークです。
外出自粛や人との接触を避けることを目的に、多くの企業がリモートワークを導入しています。
リモートワークの需要が高まったことで、リモート関連の会社が著しく成長しています。
たとえば、リモートワークに関係のある「ルーター、電子デバイス、データ移送システム接続機器、スピーカー、デスクワーク用の机・イス」などの売り上げが増加しています。
リモートは新しい仕事の形として定着しつつあり、コロナが落ち着いてからも一定の需要が望めます。
転職活動に時間をかけられるなら、リモート関連で成長している会社への転職を狙ってみるのもよいでしょう。
ハローワークより資金に余裕のある転職エージェントで探すのもあり
コロナで仕事がない人は、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは転職活動を支援してくれるサービスです。
自分の経験やスキルにマッチした求人を紹介してもらえることや、職務経歴書や履歴書の添削などを受けることができます。
また転職エージェントで取り扱っている求人は良質なケースが多いです。
転職エージェントは求人を掲載する企業からマージンを受け取って成り立っているサービスなので、資金力がある会社ではないと求人を掲載することができません。
ハローワークはお金を払わずに求人を掲載することができるため、質のいい求人とそうでない求人が入り混じっています。
転職エージェントは、求職者が無料で利用できるサービスです。
お金を払わずに良質な求人が探せるため、転職活動を始めるなら是非活用しましょう。
転職エージェントはコロナで職を失った人の心強い味方!まずは気軽に相談してみよう
まとめ
コロナは社会経済に大きな影響を与えています。
コロナで不景気になり、勤めていた会社が倒産して仕事がないという方もいます。
しかし、コロナ禍でも景気がよく積極的に求人募集している企業はあります。
転職活動をしてこのような企業を探せば、以前よりもいい条件で新たに働けるかもしれません。
そのためにも転職エージェントのような転職支援サービスを活用しましょう。
まずは相談して自分のスキルや経験が活かせる職種や、コロナに強い職種をマッチングしてもらうことをおすすめします。