「今の仕事を辞めたいけど転職先が決まらない!」、「どうやって転職先を探したらいいの?」など、転職の悩みを抱えていないでしょうか。
転職に失敗しないためにも、焦らず慎重に転職先を探したいものです。
この記事では、転職先を決める3ステップを始め、転職活動を効率よく進めていくためのポイントを紹介します。
転職先を決める3ステップ
転職するなら少しでも条件がよくてやりがいを持って働ける仕事に就きたいものです。
そのためにも、転職先を決める以下の3ステップを参考にしてください。
転職する際に重視したい優先順位トップ3をつける
まずは転職する際に重視したい優先順位トップ3を考えてみましょう。
これについては前職を辞める理由も関わってきます。
たとえば、「給料が原因で仕事を辞めたなら給料の多さ」、「残業が原因で仕事を辞めたなら残業の少なさ」などが入ってくるはずです。
他にも就きたい仕事、チームワーク、出世のしやすさなど転職に求める条件はいろいろあると思います。
ちなみに、私は地域密着型の証券会社から大手証券会社に転職した経歴があります。
離職した理由は、「もっと多くの給料が欲しい」、「大きな会社に入って大きな仕事がしたい」、「コネクションを作りたい」などでした。
優先順位としては、
- 今より多くの給料がもらえること
- 今より取り扱っている金融商品が多いこと
- グローバル展開していること
を挙げていました。
転職先に求める希望や条件を明確にすることで転職先の候補を絞れるメリットがあります。
優先順位のトップ1は確実に抑えられた会社をリストアップして口コミサイトなどを活用して実態に虚偽がない会社だけを残そう
優先順位のトップ1については、確実に希望を叶えることができる会社をリストアップします。
私の場合は給料の多さでしたが、口コミサイトや求人情報などをチェックして、今よりも多くの給料が期待できる会社をピックアップしました。
特に役に立ったのが転職会議やキャリコネなどの口コミサイトです。
大手証券会社を希望していたこともあり、多くの情報を得ることができました。
実際にもらっている給料なども口コミに記載されているので、これらの情報をもとに今よりも高い給料が期待できる会社を絞りました。
同じように優先順位トップ1が残業の少なさなら残業の口コミ、人間関係ならトラブルの有無などを調べましょう。
応募と面談を数回やる→内容を修正して数回やるの繰り返しでブラッシュアップしていこう
転職先の候補が決まったら求人を探しましょう。
会社のホームページに採用ページが設置されている場合、そこに応募や採用の条件などが記載されています。
条件をクリアしているなら応募して面接を受けましょう。
希望する条件の求人があっても採用されるとは限りません。
採用されなかった場合は落ち込むのではなく、縁がなかったと割り切って次の候補となる求人を探しましょう。
応募と面談を繰り返していく際にはブラッシュアップし、「どんなところがマイナスになったか」、「採用されるためにはどんな努力をしたらいいのか」などを意識するのもポイントです。
じっくり転職したい人は転職エージェントを活用しよう
後悔しないためにじっくり転職したい人は転職エージェントの利用をおすすめします。
私も大手証券会社に転職し、前よりもいい条件で働くことができたのは転職エージェントのおかげでした。
ここでは、転職エージェントのサービスを紹介します。
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーによる転職支援が受けられるサービスです。
キャリアアドバイザーは高いレベルのノウハウを持ち、人材のプロが求職者の経歴やスキルなどを客観的に分析して市場価値を算出します。
その市場価値に基づき、求職者に最適な求人の提案を行います。
他にも履歴書や職務経歴書の添削サービスや面接サポートをはじめ、入社日や企業への条件交渉なども代行して行ってくれます。
無料相談にも対応しているので、まずは気軽に相談してみるとよいでしょう。
転職させたがりのエージェントが苦手な人は有料のエージェントもある
転職エージェントが無料で利用できるのは、登録している企業がエージェントに一定の手数料を支払っているためです。
転職エージェントは登録している企業に優秀な人材を紹介できるように転職支援に力を入れます。
そのため、転職させることに躍起になっている転職エージェントは多いです。
転職させたがりのエージェントが苦手な場合は、有料のエージェントを利用するのも方法の1つとしてあります。
有料のエージェントは求職者がお金を払うことで成り立つサービスなので、求職者の意見を最大限に尊重して慎重に転職活動を進められます。
ただし、無料でも質のいい転職サービスを行っている転職エージェントは多いです。
無料だからと言って相談したら必ず転職が必要になるわけでもありません。
まずは無料の転職エージェントを利用してみて、自分に合わないと感じる場合に有料の転職エージェントを検討してみるとよいでしょう。
転職エージェントのサービスは多種多様!無料相談を利用して自分に合ったエージェントを見つけよう
ハローワークは企業が仲介料を払わなくて良いためとりあえず待遇悪く載せているだけの会社も少なくない
求人を見つける方法としてハローワークがあります。
ハローワークには数多くの求人情報が集まるので、この中から自分が希望する条件にマッチした求人を探す方法もあります。
注意点としては、ハローワークに掲載されている求人の中には待遇が悪い企業も多くあることです。
ハローワークは無料で求人を掲載することができます。
求人サイトや転職エージェントのように求人募集にお金をかける必要がないため、資金的に余裕がない企業やブラック企業なども求人を出しています。
もちろん優良な企業も多くありますが、優良な企業と悪質な企業を見分けるのは簡単ではありません。
転職エージェントで求人を出している企業はある程度の資金力があります。
そのため、採用されたあとの待遇や条件も良い場合が多く、質の高い求人が見つかる可能性が高いです。
焦って見つけようとしないことが大事
求人は焦って見つけようとしないことが大事です。
気持ちが焦ってしまうと、希望する条件を妥協して求人に応募し、転職後に後悔する可能性があります。
特に注意して欲しいのは、離職してから求人を探すことです。
仕事を辞めてから仕事を探すと収入が途絶えてしまうため、貯金や退職金を切り崩して生活費をカバーしなければなりません。
資金が減っていくことに焦りを感じ、妥協して転職をしてしまいがちです。
転職する場合は在職中に次の仕事を探すのが理想です。
転職エージェントなら仕事をしている人も利用できるので、転職エージェントにサポートしてもらいながら転職活動を進めていくとよいでしょう。
次の仕事が決まってから退職準備を進めていくこともできます。
焦って転職しても後悔するだけ!勢いで仕事を辞めないように
まとめ
転職先の決め方は、転職先に希望する条件を洗い出すところから始まります。
次の仕事にどんなことを求めるかをリストアップし、希望を叶えることができる求人を見つけましょう。
自分1人だと思うように転職活動が進まないこともあります。
転職活動は、転職エージェントの力を借りながら進めていくのがおすすめです。
まずは気軽に相談し、自分の市場価値でどんな転職先の候補があるのか調べてみましょう。